浄土平 2022年4月22日
磐梯吾妻スカイラインが本日4月22日に冬季閉鎖解除されました。スカイラインのてっぺん、浄土平周辺は春スキーに適したエリアなのですが、ネックは一切経山の火山の影響があって、噴火警戒レベルによっては立ち入り禁止どころかスカイラインそのものが通行禁止になったりすることも最近は多かったので、この時期スキーが訪れるのは数年ぶりです。
一番乗り!って気分いいはずなんですが、天気はいまいちで風も強いです。
天気が良ければ、東吾妻、前大巓、平石山、蓬莱山と周遊したいところですが、とりあえず平石山へ。
ガスは益々濃くなり・・・
雪質は板が良く走るザラメでした。
後半晴れて、吾妻小富士が良く見えました。
動画です。
姥ケ岳・湯殿山 2022年4月18日
天気の良い日を狙って月山方面へ来てみました。今日のルートは、姥沢ー姥ケ岳ー湯殿山ーネイチャーセンターです。4月10日に月山スキー場がオープンしましたので、少ない登りで長い滑走が楽しめるお気楽ルートですが、雪解けのスピードとにらめっこしながらの期間限定で、GWには難しくなって来るので、今がチャンス!なのです。まずは、下山口に車を停めて、バスで姥沢へ。
月山スキー場は雪が多すぎるため厳冬期は営業できず、毎年4月10日にオープンして7月まで滑れます。
リフト1回券で標高を稼がせてもらいます。
リフトトップから登山開始です。
らくらくと姥ケ岳到着。
姥ケ岳から滑走開始。湯殿山に向けて滑っていきます。板の走るザラメ雪でした。
滑りごたえのある大斜面が続きます。固めのザラメ、滑りやすくて最高です。
湯殿山のコルまでの滑走を楽しんだ後は、湯殿山への登りです。例年よりクラックが目立つので、南へ回り込んでから尾根を登ろうか?とも迷いましたが、何とか行けるだろうと判断していつもの北東に伸びる尾根に取りつきました。
遠くから見えていた以上にクラックは大きく深かったです。でも、慎重にルートを選びながら湯殿山へ登ることは可能でした。
後ろは滑って来た姥ケ岳の斜面です。今年は雪が多いとは言っても、雪が付きにくい箇所は同じなので、GWには藪が出てしまうような気がします。このルートはやっぱり、4月10日からせいぜい2週間ほどの期間限定ルートなのではないでしょうか。
湯殿山山頂です!今季2度目。
前回の湯殿山南斜面よりは滑りやすかったのですが、やはり、2時間前の姥ケ岳のような固いザラメではなく、時々ストップが掛かり、前につんのめりそうになることもある感じの雪質に変化していました。
雪質の悩みは尽きませんが、春の山は晴天率が高く、爽快です!
ネイチャーセンターへ滑り込んで、楽しいツアーもおしまいです。
今日のGPSトラックです。
動画です。
今季34日目のスキーでした。
会津駒ケ岳・中門岳 2022年4月9日
2週間ぶりの会津駒です。今回は前日に道の駅ひのえまたで車中泊して、朝の5時10分、日の出と共に登山開始、更に前回のバテ対策に教訓を得、荷物少な目カロリー多めで対処しました。2週間前に比べ、登山口の雪は100センチ近く減っているようでした。
今日も福島市では最高気温25度の夏日が予報で出ているので、山の状況も急速に変わって行くのも無理はないですね。
今日も快晴!
燧ケ岳もくっきり見えます。
会津駒の山頂到着!前回は山頂まで5時間でしたが、今回はソロ登山ということもあり4時間でした。期待通りの雲ひとつない快晴でしたが、今回は中門岳まで行ってみたいと思っていたので、ちょこっと休憩してから、行動開始。
会津駒ケ岳を振り返ります。
会津駒から中門岳へは夏場は湿原の連なる広い尾根でまるで楽園のようなところです。雪のある時期は体力的に自信がなくて、今回初めて訪れましたが、ウロコスキーだと楽に来れるし、展望も素晴らしく写真をゆっくり撮りながらでも50分ほどで来れたし満足できました。
この斜面は、ザラメで快適に滑れました。
山小屋も一階部分は完全に雪に埋まっていました。
尾根に戻るころから重たい雪になりました。1650M辺りからは、登りとは別の沢ルートに滑り込みます。
下るにつれ、高い気温で雪はグサグサになってきました。12時に下山しました。
今回のGPSトラックです。
下山後は赤岩荘で汗を流しました。
湯殿山 2022年4月5日
今回は雪を求めて北上して湯殿山です。4月10日の月山スキー場オープン前で道路の除雪は完了してるみたいですが、一般車両はまだ通行止めなので志津温泉から8時に登山開始。
雪の回廊を見ながらぶらりぶらりと歩いて行きます。
ネイチャーセンターを経由せず、今回は石跳川の左側を登って行きました。このルートも良い感じ。湯殿山、姥ヶ岳の山麓はどこがルートというんではなく、どこもそこも緩斜面の明るい森が広がっていてどこを通っても良い雰囲気ですね。
朝方、ヤッター!晴れてる!と思っていたのですが、標高を上げて行くにつれて、ちょっとガスっぽくなってきました。おまけに昨日雪が薄っすら積もったみたいで、嫌な予感が・・・
3時間半ほどで湯殿山の頂に立ち、ガスの中お昼を食べているとだんだん晴れ間が出てきました。
湯殿山神社も眼下に見えました。
さて、お楽しみの滑降としましょうか。
天気が好転して、いざ、湯殿山の南斜面、標高差400メートルの一枚バーンを滑るのですが・・・
嫌な予感が的中して、妖怪イタツカミ登場です。
前につんのめりそうになるので、テレマークターンは数回で封印、安全第一でアルペンターンで降りてきました。
ザラメを期待してたのに残念ですが、天気が良いのでよしとしましょうか!
雪質が悪くてもアルペンターンなら安全に降りてこれます。私もテレマークブーツのモードをウォークモードからスキーモードに変えて派手に前転しないよう後傾のアルペンで対処します。
華麗な?テレマークターンはご披露できませんでしたが、これだけの大斜面を滑り降りた達成感はあります。これが味わいたくて毎年何度も来ちゃうんですよね。
大戸沢岳 2022年3月31日
先日の会津駒に続き、今日も天気が良いので隣の大戸沢岳に行ってきました。ここも登山口から山頂までの標高差が1200Mあってかなりきついのですが、のんびり行ってみようと7時40分出発!
先日の会津駒に比べても暖かく、風もなくて、帽子手袋などの防寒具は1800Mあたりまで不要でした。
かなりバテ気味。
こまめに休みながら登ります。
5時間45分掛かって大戸沢岳山頂到着。会津駒ケ岳、燧ケ岳の大展望が素晴らしかったです。
会津駒ケ岳の向こうに燧ケ岳も見えます。
稜線上はシールを付けたまま移動。
いよいよ滑走開始。
中ノ沢に向かって滑って行きます。
滑りやすいザラメ雪。
板が良く滑ります。
怒濤の標高差1200Mのザラメ大滑降!
気持ちの良い斜面が続きます。
後ろの左側の斜面を滑って来ました。
心配だった最後のスノーブリッジも今季の大雪でしっかりしてました。昼食休憩30分、滑降時間1時間45分、実働8時間。やり切った感120%の山行でした。
今回のGPSトラック。
会津駒ケ岳 2022年3月25日
2週間ぶりの山スキーです。
登りの体力が衰えてるのを痛感した会津駒ケ岳への山行となりました。というのも、コロナ禍でスキー場が無料だ、半額だというので、てんくら(山の天気予報)がC評価だとスキー場で滑ることが多かったシーズンでした。そのてんくら、今日はA評価!
ゲレンデスキーと違って山スキーは登りが8割、滑り2割くらいの感じ。会津駒ケ岳の場合、通常この時期だと4時間くらいで登頂出来ていたはずが、バテバテで5時間かかってしまいましたが、快晴無風で素晴らしい展望を楽しめました。
燧ケ岳も今季は雪がたっぷりですが、雪が多すぎてGWに除雪が間に合わないかもという情報も・・・
至仏山。滑りごたえのある山ですが、アクセスが群馬からなのでなかなか機会がありません。また行きたいなぁ~
会津駒ケ岳山頂は何メートル雪が積もっているのか想像もできません。例年だと見えてるはずの2メートルほどの木製の山頂を示す道標もすっかり雪に埋もれてしまっていました。
中門岳方面の眺め。大好きな展望ですが、いつもバテてしまって、行く気力の余裕が持てません。今日も眺めるだけ・・・
さてさて、シール外して滑降開始!
滑りはといえば、残念ながら、最近降雪があった為、写真的には純白で綺麗ですが、春の温かい日差しのせいで生コン状態で、下りもかなり苦労しました。
うう~、曲がらないよ~♪
まぁ、天気が最高だったので、それを差し引いても満足のいく山行でした。